6月25日(水)・26日(木)・27日(金)の3日間、秋元ルミ子先生のご協力のもと、「草木染」の作品展示会を開催しました。秋元先生の染色歴は長く、多くの市民の方に親しまれ、ファンもたくさんおられます。 最初は染色の講座だけの予定でしたが、せっかくのチャンス。先生の作品展示も企画したところ、先生も快くお引き受けくださり、開催することができました。 染色の作品は中々お目にかかれる機会が少なく、興味をお持ちの方がたくさん会場に足を運んで下さいました。染色の不思議な色合い、作品との調和・・・。こんな植物からこの色はなぜ出るの?全く未知の世界に感動して下さったり、こんなに関心を寄せて下さる人たちがいることに驚きと感謝で、企画した側として、とても嬉しいことでした。 次の機会をまた作って下さい、と連絡先を書いて下さった人たちもおり、すみれ会の会員は、また「ヤル気」と「ユウ気」をいただきました。 最終日の27日の午後からは、すみれ会のテーマ「スギ」にこだわり、会員だけで草木染の体験学習をしました。スギの古い葉と新しい葉との比較と、ブナの葉も手に入りましたので、3種類で木綿と絹を染めてみました。媒染剤によって実際に色の変わる体験をし、自分の目で確認。喜びも一塩です。この体験をすみれ会の今後の活動につないでゆくことができるか、貴重な体験でした。 また、染色講座を開いてほしいというエールに、先生とも相談。ご多忙の日程を割いて下さることを前向きにご検討いただき、実現できる見通しになりました。確実に少しずつ、多くの人たちを巻き込んで輪が広がってきていることを実感しております。 文 :小山佳代子 写真:能登 裕子