こんなことあったよ!
のしろ白神ネットワークの活動レポート
 



















2007/06/16・17
枝を整えたよ編


2007/06/06
嫁見まつり






2007/02/08
能代まちづくり勉強会








 
 

スギ空間のオープンカフェ
H18年8月26日(土)


 8月26日(土)、能代市上町の能代ふれあいプラザ・サンピノにて年に一度の「サンピノ祭」が開催され、玄関前のスペースですみれ会が運営する秋田杉を使ったオープンカフェが出店されました。当日は空の青さが眩しい程の晴天で、日中の気温もかなり上がりましたが、たくさんの来場者がパラソルの下で涼みながら、上町に突然出現した秋田杉の屋台カフェを楽しみました。 
 構想はのしろ白神ネットワークで企画され、日本全国スギダラケ倶楽部が空間づくりのアイデアやベンチ等のデザインを提供、地元の材木店や鉄工所が製作を担当しました。時間や予算が少ない厳しい条件下で、採算度返しで協力いただいた部分もありましたが、皆さんそれぞれが新しい試みに興味をもって積極的に関わってくれたおかげで、予想した以上の素敵な空間をつくることができました。
 のしろ白神ネットワークの仲間が地元に元気を発信する初めての試みでしたが、会場には来場者とスタッフの笑顔がたくさんあってカフェは大盛況。初体験の事だらけで準備が大変だったスタッフの苦労が報われました。今回のような杉を使った空間づくりのアイデアは県の担当者も興味を持ち、今後秋田県のイベント(植樹祭や国体など)でも活用できないか検討中だそうです。自分達が試したことがまた違うところのヒントになって、おもしろい出来事がドンドン広がると嬉しいですね。ぜひ実現してほしいものです。

文:小林瑞穂


杉屋台に杉角材のベンチ、杉板の壁、杉をテーマに空間をつくる。前日のリハーサルでは灯りをいれてみました。ライティングすると落ち着いたムードになります。
当日の朝からドリンクバーは大忙し。小さなお客さんにはカルピスが人気でした。
こちらは焼き鳥とフランクフルト担当。常盤の窯で作られた炭を使いました。
パラソルの下でくつろぐお客さんたち。
手這坂活用研究会の協力で同時開催した写真展。四季折々の美しい風景が通る人の目を引きます。

■ 内 容
軽食と飲み物の販売
(カレー、うどん、ごままき、フランクフルト、
焼き鳥、枝豆付ビール、アイスコーヒー、カルピス)
担当:上町すみれ会
野菜市
(常盤地区の野菜、鉢植え花、炭の販売)
担当:常盤ときめき隊

■ コンセプト:地域色を活かしたイベント
地産地消の試み
→常盤地区の野菜市、地域の食材を使ったメニュー、
秋田杉の利用
「木都のしろ」をイメージした空間の提案
→秋田杉を使った柵・ベンチ・屋台等
使い捨て、ゴミ削減の努力
→廃棄される木端を焼き鳥皿として利用、
使い捨て食器の不使用
災害時の備えへのアピール
→非常用炊飯袋で炊飯
地元と周辺地域との交流の場づくり
→イベントでの協働作業

■ 今回の関係者 (○印はのしろ白神ネットワークの仲間)
  ○上町すみれ会
  ○秋田県立大学木材高度加工研究所
  ・日本全国スギダラケ倶楽部
  ・秋田公立美術工芸短期大学
  ・くどうはじめ木材店
  ・相沢銘木
  ・田中鉄工
  ○常盤ときめき隊
  ○峰浜村手這坂活用研究会
  ○国土交通省能代河川事務所 
人気があったカルピスと焼鳥。日中のせいかビールはあまり売れなかったようです。
常盤の夏野菜をたっぷり使ったすみれ会特製カレー。ご飯は非常用の炊飯袋で炊きました。
非常用炊飯袋に無洗米と水を入れてお湯で熱すると、簡単に美味しいご飯ができました。
焼き鳥に使った秋田杉のお皿。絵になるでしょ♪
常盤の農家直売の野菜市は大盛況。開始前から予約が入りました。