こんなことあったよ!
のしろ白神ネットワークの活動レポート
 



















2007/06/16・17
枝を整えたよ編


2007/06/06
嫁見まつり






2007/02/08
能代まちづくり勉強会








 
 

朝市・夕市開催 常磐ときめき隊&上町すみれ会編
H19年8月18日(土)


 8月18日(土)から「鎮守の杜の朝市」と名づけられて始まった、「常盤ときめき隊」による八幡神社の朝市(毎月第3土曜日)。緑の木々に覆われたすがすがしい早朝、「いらっしゃい」と神社の境内から爽やかな声が響きます。
 「ときめき隊」と「朝市メンバー」が大切に大切に育てたご自慢の野菜。真っ赤に熟したトマト、きゅうり、なす、かぼちゃ。沖縄に負けない立派なゴーヤ、みんなお日様の光をいっぱい浴びた朝採りの新鮮な野菜たちです。買い物に訪れた人達は、ときめき隊のメンバーから色々な説明を聞きながら、楽しそうに買い物を楽しんでいました。
普段の境内は渟城幼稚園の園庭も兼ねており、子供達が遊ぶ元気な声と活気のある朝市の賑わいはとても素敵な空間となり、日焼けしたときめき隊メンバーの笑顔が眩しく、印象的でした。
 渟城幼稚園では、直売の空間にテーブルとイスを置き、飲み物のサービスをして下さり、とっても冷たくて美味しい麦茶をいただきました。その側で、能太(ベンチ)が休息の場として大活躍。欲張りな私は、あれもこれもと抱えきれないほどの野菜を買い、やっと家路に(^◇^)。
 とっても楽しい青空市場でした。(*^。^*)

文:能登祐子

精魂こめて作ったご自慢の野菜たちと。皆さん笑顔がさわやかです。
緑の中、朝市の文字がすがすがしく感じられます。
木製のイスやベンチがホッと休憩できる心地よい空間を作っています。



 8月23日(木)、上町の空き店舗で初めての夕市が開店しました。今年の冬に開催した「まち灯りイベント」以来の空き店舗利活用です。閉まったままのシャッターが開けられ、町に期待と活気が溢れます。「常盤」と背中に入ったハッピには、気合と我がまちへの誇りと愛着を感じます。
 また、マルシェを思わせる木製の野菜箱は、渡辺先生がこの日のために準備して下さいました。中心市街地での定期的(3の付く日)野菜の直売は初めての試みで、みんな楽しみにしていました。当日は、開店前から人が溢れ、メンバーはてんてこまい!手作り野菜の他になすのがっこ、麦巻き、大福、干し餅等も販売され、中でも常盤の手作り炭は大人気で、即完売。お花もとっても人気でした。(*^。^*)
 普段それほど人通りのない夕方の商店街が、たった一つシャッターが開いただけで、これほど賑わい、活気づくとは・・・。ほんとに驚きです!元気なまちづくりには、やっぱり「ひと」が必要ですね!沢山の方々と関わりながら、仲間づくりをし、みんなで仲良く活動を続けて行けたらと切に思います。「地域づくりは人づくり」とよく言われますが、全くその通りだと感じる今日この頃です。
 回を重ねるに連れ、上町すみれ会メンバーを始め近隣の皆さん(特に高齢者)にファンがどんどん増えています。遠くに歩いて行けない方は3のつく日をとても楽しみにしていらっしゃいます。今後はみんなが顔見知りになり、楽しい世代間交流ができる場として、この夕市を大切に育てていけたらと思います。

文:能登祐子

のぼりとハッピ姿がりりしいですね。
文化財の収納用に開発された秋田スギの箱ですが、野菜箱としても雰囲気ピッタリです。
 
買い物をする方も楽しそうです。
 
野菜だけでなく、山菜や色鮮やかな手作りお菓子も売られています。
店舗前は木製プランターカバーの花々で飾りました。
国体開催中は同じ場所でほっとステーションを開き、夕市のPRもしました。



 常盤地区の農家有志らでつくる「常盤ときめき隊」がスタートして4年が経過しました。発足当初、各地で直売所が誕生し、盛んに活動している情報を耳にしては、私たちにも何かできないか・・・と話題になりました。開催場所をどこにするかとか、毎日の出荷となれば品不足も予想されるなど、さまざまな問題が出されましたが、「まずやってみよう」と、週1回、常盤での朝市開催に踏み切りました。
 会員数10数名、年齢層も40〜80代までと、まるで親子のような仲間の集まりです。販売経験のない、商品作りや値段の付け方、並べ方まで分からない状態でのスタートでした。3年間続けましたが、常盤地区は自給自足がほとんどで、売上が伸びない状態が続いていました。
 ところで、平成16年から18年まで、秋田県立大学短期大学部(現県立大)が農村活性化プロジェクトの一環として、常盤地区を主体にさまざまな活動を展開し、農業や自然、里山体験などで、ときめき隊が関わりました。その活動を通して、地域の活性化に向けて指導や助言、または素晴らしいアイデアの提供を受ける機会に恵まれました。それと並行して、日本風景街道の縁で、常盤の秋祭りでは木高研が提案した木製屋台を使い、上町すみれ会の方々がコーヒーショップを開催して下さり、人と人の輪が大きく広がり、祭りも更に盛り上がりました。
 このような中で、上町の空き店舗で「夕市」開催の話をいただきました。月3回(3日、13日、23日)夕方5時から6時半までの販売です。また、柳町の八幡神社境内で、「ふれあい朝市」と共催で、月1回(第3土曜日)「朝市」を開く機会に恵まれました。
 このようにして、常盤から能代へ足を運び、新しい消費者の方々とふれ合うことが出来るようになりました。しかし、他の直売所と違い、組織も充実しておらず、商品作りも未熟です。常盤で出来た炭や木酢液、生ごみ発酵堆肥を利用した有機・減農薬野菜や天日乾燥米、または山の幸などを販売し、ヨチヨチ歩きながら、消費者に生産者の顔が見えるおつき合いを求めています。
 商品作りや接客態度もまだ身についていませんが、上町すみれ会の方々のバックアップに支えられ、励まされながら、「ときめき商店」として、真心で接しているつもりです。
 今後も継続していくためには、いろいろな難関がありますが、その都度、会員相互で助け合い、学びながら、親しみのある“常盤ときめき隊”でありたいと願っております。

文:野村マス

回を重ねるうちに常連のお客さんもできてきました。
売り方にも工夫を重ね、季節ならではのものを売っています。
お客さんとコミュニケーションを取れるのも楽しみの一つです。