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のしろ白神ネットワークの活動レポート
 



















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枝を整えたよ編


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2007/02/08
能代まちづくり勉強会








 
 

ウッドチップ歩道できました!編
山谷自治会&ウッディさんない&木高研・秋田大学
H19年10月27日(土)・28日(日)


 毘沙門憩いの森の木のまちづくりミッションの第2弾は、2つの木橋の間を結ぶ遊歩道のウッドチップ舗装でしたが、山谷自治会のパワーで見事に完成しました。8月に測量作業を担当した秋田大学土木環境工学科の学生さんが自ら作成した設計図と、ウッディさんないの熊谷誠喜さんの現地指導に従って山谷自治会(大倉吉郎会長)の皆さんが作業を進めました。チップ舗装は風の松原の遊歩道にも使われているウッデイさんないさんの製品ウッディエコロードと同じものです。チップは、毘沙門周辺のスギの間伐材を藤田組さんからお借りした破砕機(チッパー)を使って製造しました。
 作業は9月末に始め、忙しい農作業の合間に少しずつ行い、10月28日に見事完成しました。本格的な土木作業は素人には容易ではありませんが、昨年の木橋と同様に山谷自治会を中心にした豊富な人材と経験、技術で丁寧な工事が進められました。そこには「丁張り」、「路盤」、「ランマー」など専門的な言葉が自然に飛び交う“山谷組”の姿がありました。こうした地域の土木工事が地域のNPOのような組織でできるようになればおもしろそうです。
 ウッドチップ歩道によって木橋の存在感を増すことができました。ただ、今回の舗装工事では2つの橋の間までしかできていません。トラス橋を渡った先の舗装は、植樹などの公園の整備と合わせて来年度に期待したいと思います。工事に関係された皆さん、本当にご苦労様でした。
文:佐々木貴信


完成!
2日間で約60mの長さのウッドチップ歩道が見事に完成しました。木橋は再塗装もされ、チップ舗装のおかげで前よりも一層引き立ちました。
丁張り(ちょうはり)歩道の仕上がりの形を杭や板で示しておきます。
掘削(くっさく)路盤となる砕石10cmとチップ舗装3cmを敷くために、路面を掘って路床を整えます。
縁木(えんぼく)幅1.5mの歩道の縁に間伐材の縁木を設置して、アンカーピンで固定します。
路盤(ろばん)砕石を敷いてからランマーという振動機械で締め固めていきます。
ミキサーは、塚本商会さんからお借りしました。
ウッドチップ舗装 スギのチップと樹脂(バインダー)をミキサーで練り混ぜて、砕石の上に3cm厚で敷いて、ランマーで締め固めます。