5月1日、能代バイパス黒松友の会の皆さんに、黒松の剪定枝から精油を取り出す実験を見学してもらいました。谷田貝先生の研究で昨年度末に完成した精油採取の実験装置ですが、実はこの装置、昨年の春の合同剪定会に参加したときに、「剪定枝の松の葉から精油を取ってみよう」という計画がもちあがり、これが実現したものです。(こんなことあったよ!レポートH19年6月16日(土)・17日(日)号参照)。 青森県では青森ヒバから同じ方法で採取した精油を「ヒバ油」として販売し入浴材や化粧品など沢山の商品を開発してヒットしています。今まで利用されていなかったスギやマツの剪定枝葉からも何か特徴のある成分が取り出せるかもしれません。大ヒット商品が生まれることを期待しましょう。メタボリック症候群に効果があるという噂も・・・? 文:佐々木貴信 5月20日には、佐々木先生・金高さんと3人で由利本荘市にある県立西目高等学校に営業に行ってきました。佐々木先生が同校で講演されたことをきっかけに、高校生の地域活性化活動(道の駅での鉢植え販売)と私たちこだわりの木製プランターカバーを結び、1.高校生のものづくり授業や地域活動に役立ててもらう 2.県南の人目につく場所や機会を活用してPRしてもらう という欲張りな企画が立ち上がりました。 この企画に合わせて、一人で組み立てをしやすいようキット化した半分サイズの「わたし曲がってます」を相澤銘木さんが開発、交互に並べると、長いものとは違った可愛らしさがあります。秋頃には、高校生の育てた鉢植えを入れて、道の駅・にしめや構内行事などで活躍する予定です。