こんなことあったよ!
のしろ白神ネットワークの活動レポート
 



















2007/06/16・17
枝を整えたよ編


2007/06/06
嫁見まつり






2007/02/08
能代まちづくり勉強会








 
 

防災訓練とまち歩き探検 
H18年10月1日(日)


 10月1日(日)、能代ふれあいプラザ・サンピノにて上町自治会主催の防災訓練とまちなか探検が行われました。近隣の自治会からの参加を含めおよそ40名の住民が参加し、被災生活を乗り切るための色々な対処法や、被災食の作り方を学びました。
 午前の部では上町周辺地域の安否確認の後、東京都の市民防災研究所より青野文江さんを講師に迎え、非常用炊飯袋を使った3種類の炊き込みご飯づくりに挑戦しました。ご飯が炊けるのを待つ間には、気軽にできる防災対策や身近なものでできるランプづくりが紹介され、参加者も一緒に非常時用のランプ作りを体験しました。お昼はグループごとに協力しながら作った炊き込みご飯と、被災時を想定し近くの家庭から持ち寄った「ありあわせ」の材料で作る豪華な味噌汁をいただきました。参加者それぞれが不自由な被災生活を想像しながら、困難を乗り切る為には何よりも近隣住民が協力して助け合える関係が大切であることを再認識しました。
 後半は、「防災」・「防犯」・「バリアフリー」・「まちづくり」の4班に分かれ、専門家を交えて各班のテーマに沿った視点から「まちあるき探検」を行いました。いつもの見慣れた風景を、テーマに沿ってじっくり観察することで、町中に潜むいろいろな問題点が浮き彫りになりました。その箇所を地図に落としながら、写真で様子を記録し、各班で改善方法などを話し合い、そのまとめを発表しました。参加者は専門家に意見を聞きながら客観的な目で地域の弱点や強みをあぶり出すことで、普段からの危機管理に対する意識が大切だということを実感したようです。今回、みんなの足と目で集めた資料やそのまとめは、今後ののしろ白神ネットワークの活動に活かしていく予定です。

文:小林瑞穂

【プログラム】
1,ブロックごとの避難訓練
2,開会挨拶:上町すみれ会・能登祐子さん
3,趣旨説明:秋田県立大学木材高度加工研究所・渡辺千明さん
4,昼食準備:ハイゼックスシートによる避難食づくり・味噌汁炊き出し
5,防災講話:市民防災研究所・青野文江さん
      題目「被災生活を乗り切るために」
      すぐできるランプづくり、簡単防災対策のアイデア紹介
6,昼食準備:盛り付け等
7,昼食
8,グループ編成:防災班(青野)防犯班(能代警察)
        バリアフリー班(桜庭)町おこし班(小林)
9,まちなか探検:歩きながら問題点をポストイットに書き出す
10,話し合いと作業:現況の問題点と課題の把握・改善の検討
11,グループ毎の発表:各班リーダー
12,まとめと講評:渡辺千明さん
13,閉会挨拶:上町副会長・相澤紘一さん

【今回の関係者】 (○印はのしろ白神ネットワークの仲間)
 ○上町すみれ会
 ・上町自治会
 ○秋田県立大学木材高度加工研究所
 ○国土交通省能代河川事務所
 ・財団法人・市民防災研究所
 ・秋田公立美術工芸短期大学
 ・NPO法人・能代バリアフリーネットワーク
 ○能代警察署
 ○能代市企画市民部市民まちづくり課 
青野文江さんによる防災講話。
トマトジュースを使ってチキンライス風の炊き込みご飯づくりに挑戦。
作ったランプに火を灯す。いざとなれば、このランプでご飯も炊けるそうです。
警察署の方達とまち歩きをした防犯班。盲点や対策についてアドバイスをもらいました。
写真1の材料と水をハイゼックスシート(非常用炊飯袋)に入れ、写真2のようにお湯で40分位温めると、ふっくらとしたご飯が炊けた。
すみれ会が用意した味噌汁。具は家庭にあった材料をそれぞれが持ち寄った。
町おこし班が作成したまち歩きデータ。現場で気になった事柄を重要度ごとに色分けして、その場でポストイットに書き出した。