手這坂冬まつり編
H20年3月2日(日)
3月2日(日)は1週間前の荒天とは一転、春近しを感じさせる日差しのイベント日和となりました。
手這坂活用研究会の皆さんは、前日からも一部準備を開始。茅葺の家々を結ぶ小道沿いや雪の積もった田んぼに雪灯ろうを作っていきます。バケツに雪を詰めてひっくり返し、地面に置いてバケツをはずします。それを移植ヘラで中をくり抜き、ろうそくを立てられるようにします。中をくり抜く人、ろうそくを立てていく人、皆さん慣れたようすで手分けして、点灯準備が進んでいきます。
夕闇が迫る17時半、ろうそくに火が灯され始めました。周囲には何一つ灯かりがない中、時間が経つにつれて、綿帽子を被ったような家々が幻想的な姿で浮かびあがりました。のしろまち灯りとはまた違った風情の、雪国ならではの灯かりイベントでした。
手這坂へ下る町道の両脇の雪もくり抜き、灯ろうを作りました。 |
暗くなるに従って、家族連れやカップルなどの来場者が増え、多くのアマチュアカメラマンもシャッターチャンスを狙っていました。 |
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白神山地を望みながらの快適ドライブ。手這坂はまだ一面雪景色ながらも、春の日差しに屋根の雪解けが進んでいました。 |
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研究会の方々は慣れた手つきでバケツを使って雪灯ろうを小道沿いに作っていきます。 |
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みのる宅では、ろうそく1600本に竹串を刺して準備しました。
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雪をくりぬく人、ろうそくを立てる人が一列に並んで準備を進めます。
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