能代河川国道事務所前の歩道沿いに、約100m2のウッドチップブロックを敷設して、花壇を作りました。すみれ会の皆さんが市役所前の分離帯に作った花壇と同じように、ウッドチップブロックで雑草が育たないようするマルチング効果がねらいです。
ブロックはすみれ会とおやこ劇場の皆さんに作ってもらったものと全く同じものですが、今回は約1000枚もの大量のボードが必要でしたので、木高研と大信太工業さんの共同で大量生産しました。
原料のチップは、毘沙門の森のチップ舗装にも使用予定の山谷で発生した間伐材です。これをバイオマス発電用のチップ製造に使う能代森林資源利用協同組合の破砕機を借りて、チップ化しました。
できあがったボードは直ぐに現地に運ばれて敷設されますが、施工の作業性が良すぎて、ボードの製造が追いつかないほどでした。
ウッドチップブロック舗装をやってみようというのも、懇談会で生まれた話でした。今度は黒松街道の黒松ハウス前にも別タイプのチップ舗装を行う予定計画があります。毘沙門のチップ舗装など、木の香る道づくりに向かって、少しずつ動き出しました。今回のように、ものづくりを通してネットワークの連携がますます深まれば嬉しいですね。
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原料の山谷(常盤)の間伐材。 |
能代森林資源利用協同組合さんの破砕機でチップ化
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木高研に運んで、チップの天然乾燥 |
木高研の設備を使って、ウッドチップボードの製造
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1日に約300枚のボードを製造。もう実験室の域を超えて工場と化しています。 |
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