こんなことあったよ!
のしろ白神ネットワークの活動レポート
 



















2007/06/16・17
枝を整えたよ編


2007/06/06
嫁見まつり






2007/02/08
能代まちづくり勉強会








 
 

ウッドチップ・ボードづくり編
H19年6月16日(土)・23日(土)


 6月16日、午後1時半から木高研の試験棟にて、小学生3〜6年生8名と大人9名の参加者でウッドチップボード作りをしました。
ボードの材料となるウッドチップは、高速道路建設現場で山を切り開いた時に出る木の根を破砕したものです。また、それらを固める「のり」も木材をドロドロな液体にしたものからできています。豊富な木材資源に恵まれた能代ならではのボードです。
今回作ったボードは、市役所前の中央分離帯の花壇のまわりから雑草が生えてこないように置いて使いますが、既に市内では、風の松原の中の遊歩道やエナジアムパークでも一部使われています。
今日の予定の説明の後、栗本先生からウッドチップボードの成り立ちと作り方の説明を受けました。
長袖・長ズボンの汚れて良い格好+ゴム手袋の上に軍手をはいて作業準備完了です。
破砕した木の根(伐根)をミキサーでかき混ぜます。
左:破砕した木の根(伐根)
右:のり(液化木材)
のりもミキサーに加えてさらに良くかき混ぜます。
木の根とのりが良く混ざったら、型枠に入れて平らにならします。
型枠の上に板を乗せて、さらに平らになるよう力を加えます。
型枠ごと蒸気噴射プレス機に入れ、少しずつ押していくと、蒸気が出始め、大人も子供も興味津々です。
型枠ごと出して冷まし(中)、冷えきたら足で型枠から踏み抜きます(左)。これがみんなに大人気でした。できあがったウッドチップボードは並べて、さらに冷ましてできあがりです(右)。


ボードを敷きこめるよう、既に草刈をして土を耕していたところを、クワを使って平らにならします。
 6月23日には、ボードの敷きこみ作業と植栽をして花壇を完成させました。陽射しは強かったのですが、風は涼しく作業日よりでした。
 通りを走る車や、歩いている人から「何をしているのですか?」とか「ご苦労様です」と声をかけられました。少しずつでも市民にこの事業を知ってもらい、美しい景観の木のまちづくり活動が広がっていくとよいですね。

文:渡辺 千明

左上:10cmほど土をよけた上にボードを敷き並べていきます。
右:余分な土は土のう袋に入れ撤去。
左下:サルビアをジグザグに植栽。

長く花を楽しむために、咲いている花の部分摘み、水を撒いて完成しました。これからが楽しみです。