能代鎮守、日吉神社の中の申祭典（宵宮、別名嫁見祭）に、上町すみれ会は昨年に続いて秋田スギ屋台で参加。祭りの盛り上げに一役。メニューは会員が前日から仕込んだ「おでん」と「ごちそうおいなり」でした。






当日はお天気に恵まれ、新緑の美しい日吉の杜に初々しい花嫁さんが14組勢揃いしました。石畳の参道をしずしずと歩みを運ぶ姿は、誠にあでやかでみごとなものでした。沿道を埋めた見物客のため息とどよめき、カメラマンのシャッターを切る音となかなかの賑わいとなりました。




おかげさまで好評だった「おでん」も「おいなり」も早々の完売となり、みんなで喜び合いました。すみれ会では、スギ屋台のほかに「スギあかり」を境内の木立のまわりに灯して、優しい光の空間を作りました。夕闇に映えるやわらかなあかりは、見る人に懐かしい気持ちを誘ったのでしょうか。写真を撮る人、じっと眺める人、「スギあかり」のことを訊ねる人など大変好評でした。






また、常盤のときめき隊も山菜・漬物・野菜・きれいな鉢物（オーニソガラム）・昔から伝わっているおやつの数々を出品し、売り切れで買えなかった人もたくさんいました。５００年近い歴史をもつ祭典に参加して、祭りの素晴らしさを実感するとともに、先人が残した能代への思いを再確認する活動となりました。


　　　　〜大勢の皆さんの協力に感謝！〜