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東北の水辺に棲む動植物ってどんなの!?〜平成15年度「河川水辺の国勢調査」結果を公表〜
2.生物の確認種数の状況
平成15年度調査において、東北の河川で全国河川確認種の約7割の両生類、東北のダムで全国ダム確認種のほぼ全種の植物を確認。
平成15年度の各項目調査において確認された種数は下表のとおりです。
全国で確認されている鳥類・両生類・爬虫類のうち、東北の河川・ダムで過半数(50%以上)の種数が確認されています。
また、東北のダムにおいては、植物の全国調査種数のうちほぼ全種が確認されているなど、東北地方では多様かつ貴重な生物の生息・生育の場となっていることが分かります。なお、平成15年度は河川において植物調査は実施していません。
■
表2−1 平成15年度調査における確認種数
調査項目
確認種数
(東北)
(1)
確認種数
(全国)(2)
「日本産野生生物目録」
等掲載種数 (3)
種数
(1)/(2)
種数
(1)/(3)
河川
魚類
(淡水魚・汽水魚)
69種
(44種)
274種
(130種)
25%
(34%)
200種
22%
底生動物
272種
964種
28%
−
−
鳥類
184種
271種
52%
568種
25%
両生類
15種
21種
71%
59種
25%
爬虫類
10種
15種
67%
87種
11%
哺乳類
25種
53種
47%
188種
13%
陸上昆虫類等
2,469種
6,546種
38%
33,220種
7%
ダム
魚類
(エビ、カニ、貝類)
25種
(2種)
77種
(17種)
32%
200種
(−種)
13%
植物
2,486種
2,487種
99%
8,118種
31%
底生動物
106種
525種
20%
−
−
鳥類
111種
195種
57%
568種
20%
両生類
15種
25種
60%
59種
25%
爬虫類
10種
15種
67%
87種
17%
哺乳類
27種
65種
42%
188種
14%
陸上昆虫類等
297種
7,994種
4%
33,220種
0.08%
注)
・植物と鳥類を除く各調査項目は、環境庁「日本野生生物目録」の種数を掲載
・植物は、環境庁「植物目録1987」の維管束植物の種数を掲載。
・鳥類は、「日本産鳥類目録改訂第6版」の種数を掲載
・魚類の「日本野生生物目録」の200種は淡水魚、汽水魚が対象。河川の調査結果は海水魚を含み、( )内の種数は、そのうち「日本野生生物目録」に記載されている淡水魚、汽水魚の種数を示す。
・底生動物は、掲載されていない分類群があるため、種数の比較は行っていません。
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