大型で強い台風第19号の影響により東北地方の太平洋側で非常に激しい降雨となり、10月12日19時50分に大雨特別警報が発表されました。
鳴瀬川流域の6雨量観測所で観測史上1位を記録し、また同流域の16水位観測所のうち11観測所で既往最高水位を観測しました。
鳴瀬川水系吉田川では、33地点で越水・溢水が確認され、10月13日午前7時50分頃には吉田川左岸20.9km付近(黒川郡大郷町粕川字伝三郎)にて堤防が決壊し約5,600haの浸水被害が発生しました。
大型で強い台風第19号の影響により東北地方の太平洋側で非常に激しい降雨となり、10月12日19時50分に大雨特別警報が発表されました。 鳴瀬川流域の6雨量観測所で観測史上1位を記録し、また同流域の16水位観測所のうち11観測所で既往最高水位を観測しました。 鳴瀬川水系吉田川では、33地点で越水・溢水が確認され、10月13日午前7時50分頃には吉田川左岸20.9km付近(黒川郡大郷町粕川字伝三郎)にて堤防が決壊し約5,600haの浸水被害が発生しました。
詳細はこちらをご確認ください。台風19号に伴う降雨による出水概要
10月13日00時時点
出典:気象庁大雨・洪水警報 気象特別警報の発表状況10月12日23時時点
引用:気象庁ホームページ
〇河道掘削
吉田川の土砂を掘削し、川の断面積を大きくすることで水を流れやすくします。上下流の流下能力のバランスを考慮しながら下流側から順に掘削をします。掘削した場所だけでなく上流側の水位の上昇を抑える効果もあります。
発生した土砂は、鳴瀬川並びに吉田川の堤防の盛土などに活用します。再利用によりコストの縮減を図ります。
〇堤防の整備(掘削土の有効活用)
吉田川で掘削した土砂を鳴瀬川中流部のかさ上げ工事に有効活用します。堤防の高さを高くするとともに分厚くし、堤防を強化します。