「ら」から始まる用語

らーめんこうぞう

ラーメン構造

直線部材を組み立てた骨組構造で、部材と部材の節点が剛結されている構造。

らいんまーか

ラインマーカ

通行車両の視線誘導・歩行者保護を目的として、道路や広場等に中央線、外側線、横断線、矢印、文字などを舗装面に塗布する機械。ラインマーカには自走式とハンドガイド式がある。

らくさこう

落差工

急流河川等において河道の安定、河床勾配の緩和のため、上下流で河床に段差を設ける目的で設置される工作物、床止めのうち落差のあるものをいう。

らすばり

ラス張り

鉄線でできた網状のもので、モルタル吹付け工事の亀裂防止等のため使用する。

らっかぶつぼうしさくこう

落下物防止柵工

交差する道路や鉄道等に物の落下を防ぐための柵。

「り」から始まる用語

りったいこうさ

立体交差

道路と道路、道路と鉄道など交通施設どうしが互いに立体的に交差すること。

りゅーと

リュート

アスファルト混合物を敷き均した後に表面をならすための工具で長さ1,5mぐらいの木製の直線定規に長い柄を取り付けたもの。板レーキともいう。

りゅうようもりど

流用盛土

同一の土工事において、切土や構造物基礎掘削等により発生した土を他の目的に利用するとき、この土を流用土という。一般に盛土として利用されるが、材質によって構造物の埋め戻し材等に利用される。

「れ」から始まる用語

れーき

レーキ

アスファルト舗装で使用される工具で人力により敷き均すときに使用する熊手のようなものと先端が板状のものがある。

れーきどーざ

レーキドーザ

レーキ状の土工装置をつけ、主に抜根作業に使用するトラクタ。

れきせいあんていしょり

瀝青安定処理

現地材料、またはこれに補足材料を加えた路盤材料に、ストレートアスファルト、アスファルト乳剤、カットバックアスファルト、舗装タールなどの瀝青材料を添加混合して敷き均し、これを締め固めて路盤を築造する工法。主として上層路盤に用いられる。

れきせいざいりょう

歴青材料

二硫化炭素に溶ける炭化水素の混合物で、常温で固体、または半固体のもの。道路用歴青材料には、アスファルトとアスファルト乳剤、カットバックアスファルト(アスファルトにケロシン、重油などの揮発性の溶剤を混合して液状にしたもの)などがある。

「ろ」から始まる用語

ろーたりじょせつしゃ

ロータリ除雪車

ブロワによる投雪型除雪機械で、積雪30cm以上の除雪に効果的。投雪の方向、距離をコントロールでき、投雪距離は5~25m程度まで可能。

ろーどすいーぱー

ロードスイーパー

道路維持作業用機械の一種で、路上を清掃する装置とゴミ収納ホッパを備えており、ゴミの収納方式により、ブラシ式と真空吸込式とがある。

 

ろーどろーら

ロードローラ

鉄輪ローラによる締め固め機械の一種で、道路のアスファルト舗装や路盤、路床の仕上げ転圧に多く用いられている。

ろかた

路肩

車道・歩道・自転車道・自転車歩行車道に接続してつくられている、縁石や側溝などの構造物を保ごしたり車道の使い道を保つための、帯状の道路の部分。

ろしょう

路床

舗装では下面より厚さ1mの上の部分をいい、盛土部では盛土仕上がり面より、切土部においては掘削した面より下約1mの部分をいう。

ろたいもりど

路体盛土

路床の下部を構成する道路の盛土。

ろたいもりどてんあつ

路体盛土転圧

路体盛土を所定の密度に締め固めること。

ろっくぼると

ロックボルト

トンネル支保工の一種。安定で堅い深部の岩盤までせん孔し、この中にボルトを埋め込みナット締めなどを行って、表面岩石の崩落を防止する。先端定着方式、全面接着方式、併用方式に区分される。

ろばん

路盤

路床とアスファルトコンクリート層、あるいはコンクリート版の中間に設けられる層で、交通荷重を分散させて安全に路床に伝える役割を果たす部分。

ろめんはいすいこう

路面排水工

道路表面の排水を処理する施設。

ろめんせっさく

路面切削

アスファルト舗装路盤の整正を行う作業で、路面の不陸削正、パッチング、全面または部分打ち替えの前処理に行う。