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平成30年6月11日
江合川の分水嶺の「禿(かむろ)岳」に登りました(その1)
 江合川源流部の鬼首地区はカルデラ地形となっており、内輪山とし高位標高の山は源流の荒雄岳(標高984m)ですが、外輪山として分水嶺にあたる高位標高の山は「禿(かむろ)岳」となります。
  禿岳は標高1、261mで、東北百名山に指定されている名峰で、別名は小鏑山(こかぶらやま)とも呼ばれています。山の稜線は分水嶺となっており、西側は日本海に注ぐ最上川の流域とり、東側は太平洋に注ぐ北上川の流域となります。
  6月の快晴の天気のもと山形県境にある花立峠から出発して頂上を目指しました。花立峠では、西側には白い頂の月山の雄大な姿を拝む事ができ、東側には荒雄岳が目の前に鎮座していました。
  登ってすぐに石を積み重ねたケルンが現れ、登り初めて15分くらいで1合目の木柱があり、ここら付近から木立に囲まれた登山道となります。
  更に登るとところどころ尾根となり尾根部は視界がきくため、鳴子ダムの貯水池が眼下に見えます。3合目から5合目にかけては急な上り坂となります。
  今回はここまで、次回につづきます。
  良い天気に恵まれてなによりと思う鳴太郎でした(^_^)
花立峠にある登山道入口です。
霊峰 月山がくっきり見えます。
鳴子ダムの貯水池が見えました。
登山道の7割くらいが広葉樹の中です。
登るにつれ鳴子ダム貯水池が小さくなります。