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平成30年5月29日
大堰頭首工
 皆さん「大堰頭首工」という堰をご存じですか?
以前、岩出山を流れる人工の川「内川」について鳴太郎日記でご紹介しましたが、安土桃山時代の1591年に江合川を堰き止めて内川に流れを引き込むために、 縦14.4m・横9.0mの木造樋門を作ったのが大堰頭首工の始まりです。 その規模・構造は当時としては類を見ない大きい堰ということから「大堰」と呼ばれるようになりました。
 改良、改修、補強、災害復旧工事などを経て現在のコンクリート堰になりました。 これからも大堰頭首工から農業用水を安定的に取水し、内川の水が潤す水田ではたくさんのお米が作られることでしょう。

秋にはたくさんの稲穂がつくといいなあと思う鳴太郎でした。
湾曲した固定堰と手前にゲートが付けられた水門構造となっています。
内川への水の取入口となっています。