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平成29年8月22日
半俵山
鳴子ダムの北東約1.5kmの貯水池左岸に半俵山(はんたわらやま)がそびえています。
半俵山は、石英安山岩から構成されるトロイデ火山型の噴火により流出した溶岩が釣り鐘状になって固まって出来た山だそうです。
山体の中心部は垂直な柱状節理による岩肌であるが、それを中心とした周辺の岩は放射状に節理が発達している「放射状節理」が発達した山肌となっています。
岩の表面は風化により非常に崩れやすくなっており、一日に俵の半分程の石が落ちることより「半俵山」と名前が付いたそうです。
毎日崩れ続けたら山がなくなってしまうんじゃないかと、鳴太郎は心配になりました。【2017.7撮影】
半俵山の下を通る国道108号にはロックシェット(落石防止用のトンネル)が設置されてます。
一日に俵半分の石が崩れ落ちるといわれる「半俵山」