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平成29年7月20日
鳴子発電所
鳴子ダムの目的のひとつに「発電」があります。
鳴子発電所は、鳴子ダムの水を使い、落差を利用した水力発電所です。 東北電力株式会社が発電を行っており、宮城県内の水力発電所のなかで最も大きな電力を産み出す発電所です。
鳴子発電所は昭和32年4月29日に完成しており、60年間稼働し続けています。
最大使用水量は毎秒21立方メートルで、最大出力は18,700キロワットと一般家庭の約6,300世帯分の電力を供給しております。これは大崎市の全世帯の1/3の電力をまかなえるほどの電力量となっています。
鳴子ダムのダムサイトより上流約500mの左岸側に設けられた専用の取水口から取水された水は、トンネルや鉄管の中を流れ、水車までの最大の落差は約106メートルになります。
水力発電は、再生可能エネルギーやクリーンエネルギーの代表格であり、鳴子発電所は 大崎地域の発展を支えている大事な宝です。 これからもがんばって発電してください。鳴太郎も応援しております! 【2017.7.13撮影】
鳴子発電所。正面に見える山の向こうに取水口がありトンネルや鉄管により発電所に導水しています。
水の流れにより、水車とその軸が回転することにより電気を起こします。
発電をコントロールするための制御盤。