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平成29年7月3日
分水嶺
皆さん「分水嶺(ぶんすいれい)」をご存じですか? 分水嶺とは、水系と水系の境界線のことです。多くは山の稜線だったりして、それが県境だったり、市町村堺だったりします。
鳴子温泉駅から新庄方面に2つめの「堺田駅」(山形県最上町堺田地区)の前には、日本海側への流れと太平洋側への流れの境界となっている分水嶺がはっきり見えるところがあります。
「堺田分水嶺」と呼ばれており、日本海側の流れは最上川水系として最上小国川となり最上川に合流して酒田市で日本海に流れ、流れる長さは約116km。一方、太平洋側への流れは北上川水系として江合川となり旧北上川に合流して石巻市で太平洋に流れ、その長さは約103kmです。
堺田分水嶺は宮城県と山形県の堺にはなっておらず、完全に山形県となっています。
水路の流れが分水地点でちょうど半分ずつの流れかどうかは、鳴太郎には分かりませんでした。
今度正確に計ってみたいものです。【2017.6.29撮影】
分水嶺の碑、ここで日本海側と太平洋側に流れが分かれる
見た目では半分ずつの流れに見えますが・・・?