HOME > 管理所より > 鳴太郎日記
令和2年8月20日
  
秋告げ虫
鳴子ダムのすぐ脇の草むらに派手な幼虫がいました。
「フクラズズメ」というガの幼虫です。体長は7cm程でかなり大きい幼虫です。
名前の由来は、ウィキペディアによると 「スズメが羽毛を逆立てて冬の寒さに耐える様を 『ふくらすずめ』と呼び、丸っこくて毛に覆われた様子をこのガに当てはめたもの。」とありました。
派手な幼虫に比べて成虫は地味な感じです。

参考:熊野町HP
https://www.town.kumano.hiroshima.jp/www/contents/1403766844524/index.html

派手な幼虫の色は毒を連想させますが、毒は無く人体には影響はありません。
何処にでもいる虫でありふれたものですが、稀に大量発生して気味悪がられるようです。
食草も雑草の「イラクサ」なので害虫ではありません。
夏の終わりによく見かけることから「秋告げ虫」とも呼ばれるようです。

まだまだ暑い日が続いています。
チョット早い秋告げ虫の登場!秋はすぐそこまで来ているのかな?
涼しい風を思う鳴太郎でした。
黒地に白のはしご模様が一際目立ちます
横から見ると派手さが一段と・・・