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平成31年1月16日
温泉神社
 温泉に関わる、あるいは温泉を祀る神社は日本各地の温泉地にあります。
 鳴子温泉郷では、川渡温泉、鳴子温泉、東鳴子温泉の3箇所に温泉神社が建てられています。
 鳴子温泉郷の中でも最も歴史のある川渡温泉には、温泉街を走る旧国道脇に北側に開けた参道があり、それを進むと温泉石神社が鎮座しています。
 鳴子温泉には公衆浴場として最も有名な「滝の湯」の脇に参道があり、石段を百段くらい登ると温泉神社の境内に着きます。3地区の温泉神社の中では最も大きくたくさんの参拝客が訪れる神社です。
 東鳴子温泉にはJR陸羽東線の鳴子御殿湯駅の北西約400mの線路脇に温泉神社があります。鳥居と神社の間を線路が通っているため、線路をくぐる参道となります。
 平安時代の延喜五年(905年)に朝廷で全国の神社を調査した時の「延喜式神名帳」に登載された神社を「延喜式(えんぎしき)内社」と言われ、川渡温泉石神社と鳴子温泉神社はその「延喜式内社」として千年以上の歴史のある神社だそうです。
 温泉地ならではの温泉神社を皆さんも一度訪ねてみてはいかがでしょうか。
 
 温泉の恵みに感謝の念を表し祀る古くからの日本の風習に感動する鳴太郎でした。
川渡温泉石神社です。鳥居をくぐり左の方に登っていきます。
東鳴子温泉神社です。鳥居を抜けて線路の下をくぐり神社まで登ります。
こちらは鳴子温泉神社です。鳥居から真っ直ぐのびた参道。趣のある神社です。