酒田市立南遊佐小学校 6年生(11名)
「マイ夢の里の川 =大好きな日向川=」

授業時間:
酒田市立南遊佐小学校では「地域の人、自然、文化にひたる」というテーマのもと、川についてとことん学ぼうと、4年生から6年生までの3年間、総合的学習の時間の全てを利用して取り組みました。
これまでに行われた学習活動:
4年生 |
日向川が育む生命の豊かさを体験を通して学びました。
日向川の魚を捕まえ観察/日向川のサケの観察・孵化、稚魚の飼育・放流/日向川の鮭をテーマにした創作演劇「日向川に鮭帰る」 |
5年生 |
前年度の体験活動の中からみんなの疑問を集め、自然と人とのかかわり、川とともに暮らしてきた南遊佐地区の人々の暮らし、苦労、知恵を学びました。
河川の観察/水生生物調査/水流調査/河川工事見学/鮭の観察・孵化、稚魚の飼育・放流/日向川の洪水をテーマにした創作演劇「川とともに生きる。」 |
今年度の授業の流れ:
〇授業内容の決定
2年間の授業を振り返り、地域に発信していきたいこと、もっと調べなければいけないことについて話合いました。
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〇授業の方向性を決定
より深めていきたい内容について、4つのグループ(歴史/生き物/サケ/環境・暮らし)をつくりました。
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〇調査
調査は、授業時間以外にも学校と家庭が連携し、放課後や休日を利用して行われることも多かったようです。また、取材をしたい地域の人には、子ども達が直接電話で、アポイントメントをとって出かけました。
調査内容/聞き取り調査(家族・地域に住む人・河川の工事を行っている人)
文献・資料から調査
現場見学(日向川の環境/河川工事の現場/サケの採捕場・・・など)
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〇まとめ
・プレゼンテーションができるよう、パソコンでデータ整理。
・学校文集に年間学習内容を掲載
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〇発表
祖父母学級でグループごとにプレゼンテーション
〇その他
・4〜5年生で行っていた鮭の飼育、川魚の飼育を6年生でも継続して行いました。鮭の稚魚は3月に放流しました。
・学んだことを生かしシナリオを作成、ふる里祭り(学芸会)で日向川と橋をテーマにした演劇「川、その先へ」を発表しました。
・環境について詳しく学ぼうと、合成洗剤と石けんの違いについて調査し、廃油石けん作りに挑戦しました。
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