洪水調節実績

平成21年02月13日~14日の低気圧の影響による出水について

一時的にダムに水を貯め、下流河川の増水を軽減しました。

白川ダムでは 13日~14日 にかけて、低気圧の影響で発生した大雨によりダムへの流入量が増加し、貯水位が上昇したことから 2月14日 11時30分 からダムの放流を実施しました。降り始めからの雨量が 50mm を越えた 8時10分 には、ダムへの流入量が 200m³ / 秒に達し、洪水警戒体制に入りました。9時04分 には最大流入量の 222.9m³ / 秒を記録しました。

今回の出水では、206.9m³ / 秒 (最大)を白川ダムに貯め、下流には最大で 131.2m³ / 秒の放流にとどめました。

白川ダムでは、出水前後でダム貯水位が約 3.9m 上昇する約 475万m³ (東京ドーム約 4 個分) の水をダムに貯め込み、その洪水調節により、ダム下流河川の手ノ子橋付近では約 56cm の水位を低減する事ができました。


出水状況図