白川ダムは、かつて経験したことのない未曾有の被害をもたらした「羽越水害」からの復興事業が着実に進められるなかの昭和43年、白川ダム調査事務所として産声を上げ、建設省初の中央コア型ロックフィルダムとして、14年の歳月をかけて、昭和56年10月に完成しました。

寒河江ダムは、洪水調節はもとより、村山地区への水道水の供給や発電を行う際の重要な役割を果たすため、高さ112m、総貯水容量1億900万m³と我が国有数の規模で建設された中央コア型ロックフィルダムで、昭和47年5月、寒河江市に寒河江ダム調査事務所が開設されて以来、19年の歳月をかけて、平成2年11月2日に完成しました。

長井ダムは、洪水調節はもとより置賜地区、村山地区へのかんがい用水の供給や発電を行う際の重要な役割を果たすため、高さ123.5mの東北地方で有数の大規模な重力式コンクリートダムで昭和59年4月に長井市に長井ダム工事事務所が設置されて以来、27年の歳月をかけて平成23年3月に完成しました。