洪水調節実績

平成17年04月08日 白川ダムの洪水調節効果について

白川ダムでは、4月7日 からの降雨により融雪出水が起きたため、洪水調節を行いました。7日 22時 からダム上流域に降り始めた雨は、累計で 27.0 ミリ、時間最大でも 9.0 ミリ ( 24時 ) と多くはありませんでしたが、気温の上昇とともに上流域に積もった雪を溶かしたため、ダムへの流入量が洪水量の 200m³/s を超え、最大で 237.79m³/s までに至りました。白川ダムでは、ダム流入量のうち発電取水で下流に流している水量を除き、残りすべてをダムに貯め込みました。この出水で白川ダムでは、ダムの水位で約 2m、水量で約 769万m³ を貯め込みました。この水量は、飯豊町と長井市に住む 4 万人が約 1年7ヵ月 の間生活用水として利用できる量とほぼ同じです。