東北国営公園事務所では、東日本大震災による犠牲者への追悼と鎮魂、震災の記憶と教訓の後世
への伝承、国内外に向けた復興に対する強い意志の発信を目的に、地方公共団体との連携のもと、
岩手県陸前高田市、宮城県石巻市及び福島県双葉郡浪江町に国営追悼・祈念施設の整備及び管理を
行っています。

岩手県と宮城県は平成27年の事業化を受け、東日本大震災から10年となる令和2年度完成を目指し事業を進め、岩手県は令和3年4月、宮城県は令和3年3月に復興祈念公園が開園しました。福島県は平成30年の事業化を受け、整備を進めています。

東日本大震災からの復興と象徴となる国営追悼・祈念施設の設置について

（平成26年10月31日閣議決定）（平成29年9月1日一部変更）
東日本大震災による犠牲者への追悼と鎮魂や、震災の記録と教訓の後世への伝承とともに、
国内外に向けた復興に対する強い意志の発信のため、国は、地方公共団体との連携の下、
岩手県陸前高田市、宮城県石巻市及び福島県双葉郡浪江町の一部の区域に、国営追悼・祈念施設を
設置する。

【内容】
地方公共団体が整備する復興祈念公園の中に、国が中核的施設となる丘や広場等を設置することを
想定（面積は数ha程度）

【スケジュール】
岩手県・宮城県：
平成27年度事業化（基本設計着手）
岩手県は令和3年4月、宮城県は令和３年3月に供用開始

福島県：
平成30年度事業化（基本設計着手）
令和3年1月に国営追悼・祈念施設の一部利用開始
令和7年度末を目処に整備

東日本大震災による犠牲者への追悼と鎮魂、震災の記憶と教訓の後世への伝承とともに、
国内外に向けた復興に対する強い意志の発信のため、地方公共団体との連携のもと、
復興の象徴なる「復興祈念公園」を整備し、その中心に国営追悼・祈念施設を整備します。