河川堤防が果たした役割 (住民を守り、支えた堤防 岩沼市寺島地区)

寺島堤防における質的整備の概要

●阿武隈川左岸押分地区の堤防は、洪水時の浸透に対して弱い構造となっており、氾濫した場合、平地であるため、浸水エリアが岩沼市街地まで拡大します。このため、平成17年度から堤防の質的整備として、腹付盛土、止水矢板、天端舗装等を実施しており、岩沼市寺島地区の寺島堤防は、平成23年の震災間際に概ね完成していました。

河川堤防(寺島堤防)が果たした役割 ~緊急避難場所としての利用~

●太平洋沿岸に来襲した大津波により数多くの命が奪われ、甚大な被害をもたらしたなか、阿武隈川の寺島堤防は千年に一度の大津波に耐え、堤防上に避難した住民の命が守られました。

このページのトップへ