洪水調節実績
平成22年8月15日低気圧による寒河江ダムの洪水調節効果について
東京ドーム約 4.5 杯分の水量を貯めました!
寒河江ダムでは、降り始めから約 134mm の降雨を記録し、ダムに流れ込む水の量が所定の洪水量を超えたため、洪水調節を行い約 555万m³ の水を貯留しました。この量は、東京ドーム約 4.5 杯分に相当します。
1.概 要
8月15日の低気圧の影響により、最上川ダム統合管理事務所が所管するダムの流域でまとまった降雨が続いたため、洪水対策体制に入り出水対応を行いました。所管する2ダム ( 白川ダム、寒河江ダム ) のうち、寒河江ダムでは流入量が所定の洪水量を超えたことから洪水調節を実施しました。
洪水量 | ダムへ入ってくる水の量が基準の量を超えたときの水量。 下流河川に影響がない水量などを考慮して、ダム毎に決められている。 |
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洪水調節 | ダムに水を貯め込むことにより河川の流量を調節するダム操作。 これにより、ダム下流河川の流量が制御(低減)される。 |
2.雨 量
近年は局地的に雨が降り、寒河江ダム付近の日暮沢雨量観測所では時間最大 42mm を記録しました。
各雨量観測所の記録した最大雨量は以下のとおりです。
観測所 | 時間雨量 | 累加雨量 | |
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日暮沢観測所 | 42mm | (15日 6:00) | 231mm |
天狗山観測所 | 28mm | (15日 4:00) | 210mm |
中村観測所 | 21mm | (15日 5:00) | 123mm |
志津観測所 | 13mm | (15日 9:00) | 59mm |
3.寒河江ダムの洪水調節効果について
今回の出水において、ダムの洪水調節量は約 555万m³ となりました。(詳細は寒河江ダム諸量図参照)
東京ドームに貯めた場合の容量に単純計算すると、約 4.5 杯分に相当します。( 東京ドームの容量約 124万m³ )
4.最上川ダム統合管理事務所の体制ついて
8月15日 | 4:50 | 警戒体制 |
8月15日 | 12:00 | 注意体制 |
8月15日 | 17:00 | 体制解除 |