目的と効果
氾濫のない穏やかな川を守ります
大雨や台風のとき、上流からの水が一度に川に流れると家や田畑が水浸しになってしまいます。そこでダムに一時水を貯めて、洪水による被害を軽減するため洪水の量を調節します。
ダムがないと上流に降った雨はそのまま下流に流れ川からあふれて洪水になってしまいます
長井ダムがあると、ダムに流れ込んできた1000m³/sのうち、780m³/sを溜めるため、下流に流れるのは220m³/sだけになります。
きれいな川を守ります
いつも安定した水の流れを保つようダムで調整して、川の環境を保全しています。流れる水の量やきれいさを保つことによって、その川に棲む魚や川岸に生えた植物にとって、住み易い環境をつくることができているのです。
ダムがないと渇水のときに川にすむ生物が生きられなくなります。
田んぼや畑に豊かな水を送ります
もし、日照りの日が続いたりして、田んぼや畑に水がなくなったときでも、ダムに貯めておいた水を流し、農作物を育てることができます。
ダムが無いと渇水の時に取水出来なくなる場合があります。
ダムがあると、安定した取水が出来ます。
水道用水を送ります
ダムに水を貯めておくことで、干ばつなどの渇水時でも、私たちの毎日の生活に必要な水道水を、いつも安心して使うことができます。
発電により電力を供給します
ダムに貯めた水を放流するときのとてつもないエネルギーを利用して電気を作っています。