長井ダムのあゆみ
試験湛水開始
湛水式
本体工事や貯水池などの周辺整備工事が終了し、ダムに水を貯める準備が整いました。そこで、ダム本体及び貯水池の安全性等を確認するため、試験的に水を貯める試験湛水を行います。平成21年11月30日に行われた湛水式で堤内仮排水路にゲートが下ろされ、長井ダムの貯水が開始されました。
▲湛水ゲート降下
▲湛水式当日の堤体
▲湛水式
管野ダム引継式
試験湛水に先立ち、平成21年9月17日には管野ダムの引継式が行われました。これまで、山形県が管理してきた管野ダムは、長井ダム建設に伴い水没するため、管野ダムの洪水期が終了する平成21年9月20日をもって用途を廃止し、国土交通省に引き継ぐこととなったものです。このため現地において事務の引継ぎを行いました。
▲55年の歴史に幕
▲当日の管野ダム
▲引継式
管野ダムの新しい役割
55年の歴史に幕を閉じた管野ダムは、ゲートなどの鋼材や建屋が撤去され、長井ダムの湖底に鎮座しました。現在は湖底で川と一緒に流れてくる土や砂を貯める堆砂ダムとして新しい役割を果たしています。
▲堆砂ダムという新しい役割を担う
▲撤去を終えた管野ダム
▲ゲート等の撤去工事の様子