もしも、川の上流で土砂くずれが起こって、大量の土砂がわたしたちの住む町に流れこんできたら、建物や道路がこわされ、田んぼや畑も押しつぶされてしまいます。「砂防(さぼう)」とは、このような災害から町や人を守ることです。
日本の砂防技術は、世界の中でもトップといわれるほど高く、砂防は「sabo」として世界の共通語になっています。
福島河川国道事務所では、土砂災害を「起こる前に防ぐ」ために、自然環境や地域の歴史文化にも心を配りながら、さまざまな活動や作業をおこない、安全で住みやすい地域づくりを目指しています。