普段何気なく使っている道路。
 道路の構造はどうなっているんでしょう?見えないところにスポットをあててみました。
 平成19年8月10日〜平成19年12月20日まで、村山市楯岡〜東根市長瀞の国道13号で舗装の維持修繕工事が実施されました。(「尾花沢管内舗装維持修繕工事」)。この工事では、夜間施工を中心に、古くなった舗装を剥がして新しい舗装を敷きました。
 工事中は交通規制等にご協力いただきありがとうございました。

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 舗装は大きくアスファルト舗装とコンクリート舗装に分けられます。
 大型車の交通量が多く路面が痛みやすい場所やトンネルの中など、補修が簡単にできない場所には、壊れにくく丈夫なコンクリート舗装が使われ、それ以外の場所では継ぎ目がなく平坦な施工が容易にできるアスファルト舗装を使うことが多いです。
 また、費用はコンクリート舗装のほうが高価ですが、長期的な耐久性に優れています。アスファルト舗装はコンクリート舗装並の耐久性はありませんが、壊れた場合に補修しやすいなど、現在はアスファルト舗装が多く使用されています。
 アスファルト舗装の厚みについては、交通量や地盤の強さ、舗装の耐用年数などで決まります。
 尾花沢管内舗装維持修繕工事では、表層5cm、基層5cmで施工しました。

 

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 通常、路面の補修はアスファルトの状況・費用・時間の関係上、傷んだ箇所をパッチング(表層部の部分舗装)して対処しています。
 しかし、道の駅むらやま付近〜東根市長瀞までは基層までが傷んでしまって路面のたわみやひび割れが大きく、今後安全に通行できないおそれがあるため、基層まで舗装をリフレッシュしました。

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▲傷んだ舗装を削り取ります ▲表層・基層を削ると、固い路面がでてきます。
これが上層路盤です。

 

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▲村山警察署前(上り車線)(施工前) ▲村山警察署前(上り車線)(施工後)

 

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▲道の駅むらやま付近(上り車線)(施工前) ▲道の駅むらやま付近(上り車線)(施工後)

 

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 尾花沢管内舗装維持修繕工事で表層に舗設された舗装は、「排水性舗装」というものです。
 走行車両のエンジン音等の騒音の低減、水しぶき等の低減が期待でき、地域環境改善の向上が期待されます。

 

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