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・村山野川合流地点付近 <河口より112km付近>
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村山野川合流地点付近は、河道が比較的大きな蛇行をくりかえす場所であるため、河道内には大きな淵が分布している他、ワンドやたまりも点々とみられます。河川敷では低水敷が発達しており、シロヤナギを主としたヤナギの高木林やヨシ原、オギ原などの河川特有の自然植生が残された場所で、オオヨシキリ、タヌキなど、これらの環境を利用する生物が生息しています。
写真からは、手前にみえる河北橋のすぐ上流の右岸側やその奥の左岸側には、ヤナギの高木林(シロヤナギ群落)が、河北橋の上流の左岸側にはヨシやオギの草丈の高い草地が広く分布しているのがわかります。これらの植生が分布している場所から一段高い高水敷は畑地や採草地として利用されています。また、村山野川の右岸側には河川の水が流れ込んでできた海老鶴沼をみることができます。
<この地域でみられる主な植物群落>
【水際〜低水敷】 |
ヨシ群落・オギ群落・シロヤナギ群落(ヤナギ高木林)
タチヤナギ群落(ヤナギ低木林) |
【高 水 敷】 |
オニグルミ群落・ヨモギ群落・畑地 |
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