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事務所の紹介

21世紀もよりよい社会基盤整備を地域の皆さんとともに進めます

庁舎国土交通省湯沢河川国道事務所は、秋田県南部において、河川と道路に関わる社会基盤の整備を主な仕事としています。その内容は、雄物川上流部の河川改修事業、八幡平山系砂防事業、一般国道13号の道路整備事業と多岐にわたり、地域の生活と大きく関わり続けています。
 豊かで魅力ある地域づくりのために、そして、災害に強く安心して暮らせる地域づくりのために、湯沢河川国道事務所は21世紀も地域の皆さんとともに事業を進めてまいります。

湯沢河川国道事務所管内図です

雄物川について

 雄物川は幹川流路延長133kmの一級河川です。流域は秋田県の南部に位置し、湯沢市・横手市・大仙市・秋田市 ・仙北市・美郷町・羽後町・東成瀬村の5市2町1村にまたがり、その流域面積は4,710k㎡で県全体の約40%を占めており、水田面積は秋田県全体の約半分を占める有数の穀倉地帯です。

雄物川のすがた また、年間降水量は1,500~2,300mmに達する多雨地帯であり、流域の東方を奥羽山脈に遮られるため日本海側気候の特性を有し、年降水量の約40%が冬季の降雪によるものです。本流域の流出特性として、3月~5月の融雪洪水があげられます。これに次いで7月の梅雨に伴う流出が多く、3月~5月及び7月で年間流出量の約50%を占めています。

 

国道13号について

総延長386.4km、福島市を起点として秋田市に至る国道13号のうち、湯沢河川国道事務所では、山形県境の雄勝トンネルから大仙市協和上淀川に至る109.1km(うち湯沢横手道路13.9km・院内道路4.1km)を担当しています。本路線は、かつて羽州街道と呼ばれ、太平洋側から日本海側に縦貫する輸送及び交通連絡上の主要幹線として重視されてきました。しかし奥羽山脈の峰に沿うため起伏が多く、道幅も狭小で屈曲が甚だしいため、その改修は大幅に遅れ、自動車交通が不能な状態を余儀なくされていました。

国道13号のすがた   昭和25年、建設省直轄工事として管内最大の難関である雄勝峠の改修に着手、昭和30年に雄勝トンネルの完成をみて以後自動車での交流が盛んに行われるようになりました。その後、道路整備5箇年計画に基づき昭和33年度から全線の改良舗装を進め、昭和56年には現在のような全て舗装された道路となりました。現在は湯沢市上院内~雄勝こまちIC間(院内道路は平成28年11月開通)における急勾配や線形不良等の隘路区間の解消、及び冬期の安全確保や交通事故の軽減等を図ることを目的とした真室川雄勝道路および横堀道路事業を進めている他、管内全域において重点的に交通事故対策として、歩道及び交通安全施設等の整備を進めています。

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