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技術支援

保全技術の支援-河川

樋門樋管等の点検・評価

 東北管内の樋門樋管・水門数は約1,300施設にのぼり、平均経過年は約40年となっています。
 今後施設の老朽化が進行することから、「施設の長寿命化」を図るため、予防保全についての取組みを行っています。


函体内部の老朽化状況
設置年:S18  70年経過(H25現在)

施設の老朽化状況


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現在(H25)
→50年以上経過している施設が「約3割」
◇樋門樋管・水門が設置されてからの平均経過年は約40年です。

10年後
→50年以上経過している施設が「約5割」

20年後
→50年以上経過している施設が「約7割」


東北技術事務所の取組み

 東北技術事務所では「点検・診断・評価」について統一的な視点で判定を行い、東北地方整備局管内の各事務所に技術支援を行っています。
 また、点検結果を有効活用するため樋門等施設点検データベースを整備しています。

樋門樋管等の点検・評価要領

 樋門樋管等の点検・評価は、以下の要領等をもとに実施しています。
 要領等は、国土交通省ホームページで公開しています。
                            国土交通省ホームページはこちら

●点検・評価に関する要領等
 ・堤防等河川管理施設及び河道の点検・評価要領
 ・堤防等河川管理施設及び河道の点検・評価要領 参考資料
  (国土交通省 水管理・国土保全局 河川環境課)

 ・ 樋門等構造物周辺堤防詳細点検要領
  (国土交通省 水管理・国土保全局 治水課 )

 ・樋門・樋管のコンクリート部材における点検結果評価のポイント(案)
  (平成28年3月 国立研究開発法人土木研究所先端材料資源研究センター)

技術支援の実施

 東北技術事務所では東北地方整備局が管理するコンクリート構造物の調査について技術的なサポート を実施しています。
 詳細調査の必要性や具体的な調査項目についてのアドバイスを実施している他、調査の際に必要となる配筋状態の確認(鉄筋探査)、中性化試験、圧縮強度試験などを、当事務所で実施しています。