小川原湖の水収支に関わる項目としては、流入には河川等による表面流入量、高瀬川逆流量、降水量、地下水流入量の4項目があります。
また、流出には、高瀬川流出量(放水路流出量)、取水量、蒸発量の3項目があります。 |
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平成9年を例に小川原湖の年間水収支をみると、流入項目では、河川等による表面流入量がもっとも多く約55%と半分以上を占めています。
高瀬川逆流量は約40%を占めていますが、この逆流した海水の大部分は、潮位が下がるとともに海へと戻っていくため、湖内に入るのはごく一部になります。
⇒詳しくは「塩水侵入」の項をご覧下さい。 |
小川原湖への流入状況(平成9年の例)
流入項目 |
流入量(×106m3) |
表面流入量 |
597.5( 54.5%) |
高瀬川逆流量 |
434.5( 39.7%) |
降水量 |
447.2( 4.3%) |
地下水流入量 |
16.2( 1.5%) |
合計流入量 |
1095.4(100.0%) |
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流出項目では、高瀬川流出量が約91%とほとんどを占めています。
年により差はありますが、平成9年では蒸発量と流入項目の降水量は同じ程度であったことがわかります。 |
小川原湖からの流出状況(平成9年の例)
流出項目 |
流出量(×106m3) |
高瀬川流出量 |
992.6( 91.0%) |
取水量 |
456.8( 5.2%) |
蒸発量 |
41.5( 3.8%) |
放水路流出量 |
0.0( 0.0%) |
合計流出量 |
1090.8(100.0%) |
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