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流入河川と流出河川
水収支

小川原湖の水は、主に土場川・高瀬川(七戸川)・砂土路川・姉沼川の4河川より流入し、高瀬川を通じて太平洋に流出します。
大雨の後には、洪水被害を軽減するため、通常は閉じている水門が開き放水路から水を放流することもあります。


高瀬川(小川原湖)の流域

土場川(流域面積92.4km2)は、小川原湖のもっとも北側より流入する河川です。
高瀬川(七戸川)は流域面積がもっとも大きい(402.2km2)河川であり、小川原湖全体の流域面積(805.4km2)の約50%を占めています。
これら2河川の流域は70%以上が山林であり、農地も比較的多く(約25%)存在しています。


土場川(右)と高瀬川(七戸川)(左)の流入部

砂土路川(流域面積101.9km2)は土場川と同じくらいの大きさの河川です。
流域の60%程度が山林、30%程度が農地であり、土場川に比べると宅地開発が進み(4%)、人も多く住んでいます。


砂土路川の流入部

姉沼川(流域面積56.7km2)は姉沼を通じて小川原湖に流入する流域でもっとも小さい河川です。
宅地開発がもっとも進んでおり、流域の10%以上が宅地化されています。


姉沼川の流入部(手前は姉沼)

高瀬川は小川原湖と太平洋を結ぶ流出河川です。 太平洋の潮位が小川原湖水位より高いときには、海の水が高瀬川を通じて逆流し、小川原湖に流入することがあります。
⇒詳しくは「塩水遡上」「塩水侵入」の項をご覧下さい。


高瀬川への流出部と太平洋(奥側)

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高瀬川河川事務所