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樋門操作 |
排水樋門は、生活排水や雨水を堤防の中を通して河川に流すために堤防に設置される施設です。 |
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平常時や川の水位が低いときは、排水樋門の扉は開いており、生活排水や雨水を川に流しています。 |
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洪水により川の水位が高くなると、川の水が樋門を通して住宅側に流れ込み(逆流)、浸水被害が発生するため、樋門の扉を閉めます。 |
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樋門の扉を閉めると、住宅側の水の行き場所がなくなり、住宅地が浸水する(内水被害)場合があります。そのため、内水被害が発生する場所には排水機場を設置したり、排水ポンプ車で排水するなどの対策を講じています。 |
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川の水位が低くなり、住宅側への逆流の心配がなくなったら、樋門の扉を開け、住宅側に貯まった水を川に流します。 |
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【水門等水位観測員】
洪水により必要となる樋門の操作(扉の開閉)を水門等水位観測員として地元の方に委嘱しています。
水門等水位観測員は、川の水位が上昇し、逆流の恐れが生じた場合に担当樋門に出動し、逆流が始まったら樋門の扉を閉めます。水門等水位観測員はその後も現地にとどまり、定期的に水位を観測し、逆流の心配がなくなった時点で扉を開け、操作が終了します。
樋門操作は昼夜を問わず、長時間にわたる大変な仕事であり、地域の人たちの安全と財産は、水門等水位観測員によって守られています。
新庄河川事務所では、管内の89樋門の操作を166人の水門等水位観測員に委嘱しています。 |
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