南三陸町伊里前、名足小学校の生徒・先生方約７０名が、旧志津川町と旧歌津町を結ぶ（仮称）４号トンネルの工事現場を見学しました。現場見学では、まず、伏見監督官及び施工業者現場代理人から南三陸道路や現場の状況について説明を受けたあと、トンネル坑内でトンネル用掘削機械（ドリルジャンボ）や重ダンプ、また、盛土場ではブルドーザーや振動ローラーのデモンストレーション運転を行い、実際の施工に近い状況を体験してもらうとともに、「復興を実感」してもらいました。生徒達からは「造る前は初めてだったので貴重な体験だった。」「ドリルジャンボとか、機械がすごかった。」「大人になったらやってみたい。」などの声が聞かれ、また、先生方からも好評をいただき、大変有意義な見学会となりました。
三陸沿岸道路「南三陸道路」は南三陸町志津川から歌津に至る７．２ｋｍの自動車専用道路です。平成２０年に事業化され、（仮称）志津川ＩＣから（仮称）南三陸海岸ＩＣまでは平成２８年度、（仮称）南三陸海岸ＩＣから（仮称）歌津ＩＣまでは平成２９年度の供用予定となっております。

■ 実施場所

南三陸町志津川阿曽地内

■ 学習内容

工事現場見学

現場代理人から現場状況及びデモ運転について説明

ドリルジャンボのデモ運転

トンネル施工時に掘削された、ジュラ紀・白亜紀(今から２～１億年前）の石に触れる生徒達

盛土用工事機械のデモ運転を見つめる生徒達