業務内容

　仙台河川国道事務所では、昨今激甚化している水災害を受けて、流域の治水安全度を向上させるための施策として、阿武隈川の上下流・本支川の「流域治水」に取り組んでいます。

　この「流域治水」とは、流域全体を俯瞰しながら関係自治体と協働した活動を実施するものであり、河道掘削・遊水地・下水道等のハード整備の加速化に加え、公共・民間による雨水貯留浸透施設整備の促進、水害リスクを踏まえたまちづくり・住まいづくり等の浸水被害対策等を流域一体で計画的に進めるプロジェクトです。

　これら「流域治水プロジェクト」における市町村等の取組みに対して現地での技術的支援等を行うのが、この「仙台南部流域治水出張所」です。

　引き続き、阿武隈川河川事業、仙台湾南部海岸事業の推進と適正な管理を行います。

事業情報

流域の全総力で取り組む水害に強いまちづくり

　河川管理者が主体となって行う治水対策に加え、気候変動の影響や社会状況の変化などを踏まえ、河川流域のあらゆる関係者（国・県・市町村・企業・住民等）が協働して「流域治水」へ転換していきます。より機動的に進めるため、「流域治水プロジェクト」を発足し、対応にあたっています。

■協議会・プロジェクト

　「流域治水」を計画的に推進するため、令和2年9月に「名取川・阿武隈川下流等流域治水協議会」を設立し、関係機関等が密接な連携体制を構築するための協議等を行っています。

　令和3年3月に「流域治水プロジェクト」が発足。河川管理者だけでなく、流域のあらゆる関係者で対応を行います。

■阿武隈川下流 下名生地区堤防整備事業（柴田町）

■仙台湾南部海岸直轄海岸保全施設整備事業

リンク

• 岩沼出張所
• 岩沼出張所沿革
• 仙台海岸出張所
• 仙台海岸出張所沿革