記者発表 平成20年06月17日

平成20年06月17日
最上川ダム統合管理事務所

ダム下流の河川環境改善に向けて
寒河江ダムでフラッシュ放流を開始します。

寒河江ダムでは、ダムの弾力的管理の一環として6月19日から10月9日までの毎週木曜日にフラッシュ放流を実施します。このフラッシュ放流は、河川に堆積した藻や泥を流し、河川環境の改善を図ることを目的に、ダムに貯めた水を放流するものです。

最上川ダム統合管理事務所が管理する寒河江ダムでは、ダムの弾力的管理の一環として、平成9年よりフラッシュ放流を実施しています。

このフラッシュ放流とは、ダムの洪水調節に使用する容量の一部に一時的に貯留した水を、ダム下流の寒河江川に放流することにより、河川に堆積した藻や泥を流掃し、河川環境の改善を図ることを目的としています。

フラッシュ放流は、基本的に洪水期である6月16日~10月10日までの毎週木曜日に実施します。平成20年度は、6月19日~10月9日までの17回実施する予定です。フラッシュ放流では、ダムからの放流量を徐々に増やし、最大放流量(毎秒10~30m³)を30分間継続します。その後、放流量を毎秒6m³に減らして、さらに30分間継続した後に終了します。ダムから放流する場合は、安全のため事前に音声やサイレンにより警報しますので、河川を利用する場合は注意願います。なお、このフラッシュ放流は、出水などにより、事前にダムから放流している場合は中止します。

フラッシュ放流(PDF:130KB)

※発表記者会:山形県政記者クラブ

問い合わせ先

国土交通省 最上川ダム統合管理事務所
山形県西村山郡西川町大字砂子関158
管理課長 大山 十司 (おおやま みつもり)
TEL:0237-75-2312