記者発表 平成17年06月16日
平成17年06月16日
最上川ダム統合管理事務所
ダム下流の河川環境改善にむけて
寒河江ダムでフラッシュ放流を開始しました
寒河江ダムでは、ダムの弾力的管理の一環として平成9年度より行っていますフラッシュ放流を、今年度も開始しました。このフラッシュ放流は、河川に堆積した藻や泥を流掃することで、河川環境の改善を図るためダムからの放流を行うもので、今年度は6月16日から10月27日までの毎週木曜日に合計20回行う予定です。
寒河江ダムでは、ダムの弾力的管理の一環として、平成9年度よりフラッシュ放流を実施しています。これは、ダムの洪水調節容量の一部を一時的に利用しながらダム下流に放流を行うことで、河川に堆積した藻や泥を掃流し、河川環境の改善を図ることを目的としています。フラッシュ放流の期間は、洪水期が始まる6月16日から10月末まで毎週木曜日に実施しており、平成17年度は別表に示す6月16日から10月27日までの20回行う予定です。フラッシュ放流では、※放流の原則に従いダムからの放流量を徐々に増やしながら最大放流量(10~30m³/s)を30分間継続し、その後放流量を6m³/sに減らして更に30分間継続した後終了します。なおこのフラッシュ放流は、出水などにより事前にダムから放流を実施している場合は、中止します。
※放流の原則とは、ダムからの放流により下流河川の水位が急激に増加しないように、決められた時間で決められた流量だけ放流することをいいます。
※発表記者会:山形県政記者クラブ
問い合わせ先
国土交通省 最上川ダム統合管理事務所 西村山郡西川町大字砂子関158
管理課長 佐藤 孝 (さとう たかし)
TEL:0237-75-2312