プチ・トピックス

2018.07.10更新

ゲートの点検をしました!

7月2日から6日まで、非常用洪水吐(クレストラジアルゲート)の点検を実施しました。 ゲートを動かすための開閉装置やゲートを動かして異常が無いかの点検等を行い、いざというとき操作が必要な時に備えています。

クレストゲート点検中! 全開まで開けると・・・
クレストゲート点検中! 全開まで開けると・・・
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白川ダムのクレストゲートは、ラジアルゲートという型式で、東北の同型ゲートでは一番の大きさになります。(H27年度末現在 国土交通省直轄管理のダム)

その大きさは、幅11.0m×高さ16.017mで1門当たりの重量は、なんと149.2トンあります。 真近でなくても、遠くからみても大迫力です。 身近にあるものの大きさや重さと比較すると・・・・

★参考のおおきさ★
・ビル5階建て(高さ)・・15m
・2階建て住宅(高さ)・・6~7m
・大型バス(長さ)・・12m
・乗用車(長さ)・・5m
・電車1両(長さ)・・20m

★参考のおもさ★
・乗用車1台・・1.5トン
・大型バス1台・・14トン
・電車1両・・30トン
・ジャンボジェット機1機・・150トン
・戦車1台・・44トン


今回はゲートを全開・全閉にして点検を行いました。 ※全閉~全開は約1時間かかります。 天端からもタイミングが良ければ下記写真のように間近に見ることができます。 泥汚れが見えますが、これは水没林が見られる4月~5月頃はここまで水位があった痕跡です。

天端からの様子 天端からの様子
天端からの様子

年間数回点検しております。 白川ダムに来た際、タイミング良く点検していたらラッキーです。 次回は8月~9月中旬に予定していますが、白川ダムではみなさんに見学できるように工夫したいと考えています。