プチ・トピックス
2017.08.26更新
手ノ子小学校児童が一日管理所長の体験について報告しました
今年は、白川ダム建設のきっかけとなり、山形県と新潟県に未曾有の大災害をもたらした「羽越水害」が発生してから、50年になる年です。
当事務所をはじめとした国、山形県、周辺自治体、関係機関で組織する「羽越水害50年行事実行委員会」において、様々な行事を実施してきました。 その一つとして、羽越水害の教訓を活かして、水害から身を守る防災について考えるきっかけとして「家族みんなで学んで体験 最上川防災フェア」が、8月26日(土)に南陽市のシェルターなんようホール(南陽市文化会館)で開催されました。
防災フェアでは、土石流模型実験や大雨体験館、ゲリラ豪雨を学ぼう展、関係機関のパネル展示など、みんなが体験や学習できる屋内外の展示コーナーが行われました。 また、大ホールでは、お天気キャスターの森田正光さんの講演による防災講座や水防カルタの紹介などのなどのステージイベントが行われました。 このステージイベントの学習報告会において、飯豊町立手ノ子小学校の児童5名が「白川ダム一日管理所長」についての体験について報告しました。 報告では、当日の写真や動画を交えながら、手ノ子小学校が置賜白川で様々な活動をしていること、羽越水害について学習したこと、白川ダムの施設について巡視や点検を体験したことを、大きな声で発表しました。 最後は、一人一人が、白川ダムの役割と管理することの大切さについて知ることができたことなど感想を述べて、発表を締めくくりました。 報告後には、講師の森田さん、南陽市長、東北地方整備局河川部長より、それぞれ「貴重な経験について上手に報告されている」「将来はダムの管理所長になってほしい」「ダム管理の大切さについて理解してくれたことに感謝している」などの感想をいただきました。 最後に、「こどもまち歩き!」について発表した、南陽市立赤湯小学校の児童とともに、防災宣言を行いステージイベントは終了しました。
オープニングセレモニー | 屋外展示広場(大雨体験館) |
屋外展示広場(土石流模型実験) | 屋外展示広場(はたらく車大集合) |
屋外展示広場(ドローン飛行体験) | 屋内展示(ゲリラ豪雨を学ぼう展) |
東北地方整備局河川部長による開会のあいさつ | 防災講座(森田さんによる防災講演) |
発表に臨んだ手ノ子小学校の児童5名 | 途中でヘルメットをかぶって発表 |
子ども達からの防災宣言