融雪によるゲート放流は終了しました!!
4月17日(日)から実施しておりましたダムゲートからの放流ですが、5月20日(金) 17時20分をもって終了しました。雪解け水によりダムへの流入量が増えていたことで放流を実施していましたが、通常の水量に戻ったため、オリフィスゲートからの放流を終了しました。なお、今回の放流終了はダムから直接行っている放流を終了するもので、発電による放流は今後も続きます。
[融雪放流中(4/17~5/20)の状況]
今年は例年に比べ雪解けが遅かったため、放流開始は昨年より8日、終了は7日遅く、放流期間の延べ日数は34日間という結果になりました。過去3ヶ年で見ても、今年は全体的に遅れている傾向が見られました。今年は4月17日からゲート放流を実施しておりましたが、ゴールデンウィーク前頃から気温も高くなり雪解けが進み、流入量も増加してきました。そして、前線による降雨の影響により、5月10日の朝には洪水量(200m³ / s)の流入があり、同日6時54分には放流期間中最大の流入量(219m³ / s)を記録しました。その後は大きな出水もなく、雪解けも徐々に収まり流入量が低下し、5月20日にゲート放流を終了しました。
- ○放流期間中最大流入量 : 219m³ / s (5月10日)
- ○放流期間中最大放流量 : 145m³ / s (5月10日)
- ○気温(ダムサイト) : 最高 25.6℃ (5月19日)
- ○積雪(ダムサイト) : 最大積雪深 244cm (1月23日)
- ※4月25日に積雪「0」
【ゲートからの放流状況(H23.5.11撮影)】 |
今後は発電放流やかんがいのための放流を実施し、大雨が降った時や洪水期に向けて(6月16日~10月10日)貯水位を下げる時など、調整が必要となった時に再度ゲート放流を行います。
年間水位曲線
- ① 雪解け水により水位が上昇
- ② 常時満水位を超えないように融雪放流を行い、水位維持
【新緑の白川湖と残雪の飯豊山(H23.5.23撮影)】 |
参考情報
最新ダム情報について
ダムのLIVE情報は、下記サイトで確認できますのでご利用下さい。
① インターネット(最上川ダム統合管理事務所HP) | |
http://www.thr.mlit.go.jp/mogami/ | |
② 携帯電話 | |
http://www.i.river.go.jp/ |