『草木塔巡りと森林・巨木探検』開催!!

白川ダムビジョン推進会議秋の自然観察会

10月2日(土)、晴天に恵まれた初秋の小屋・広河原地区において、白川ダムビジョン推進会議による自然観察会「草木塔巡りと森林・巨木探検」が開催されました。

観察会には約25名の参加者が集まり、地域の方の案内で置賜地方特有の文化遺産である草木塔の見学やその歴史を学び、また、小屋川・広河原川地域付近に現存する杉や松、カツラ・トチノキなどの巨木の観察や太さ計測などを行いました。

草木塔見学とその歴史を勉強 小屋の草木塔
草木塔見学とその歴史を勉強   小屋の草木塔
     
権平峠の松の太さを計測
小屋の里山の風景
小屋の里山の風景
権平峠の松の太さを計測    
権平峠の松: 小屋峠から玉庭に通じる道路に権平峠があり、この峠は中津川口の越後街道で、各峠の頂上には目印の松が植えられています。今回観察した松は“中の松”と呼ばれ、太さが約4.6mもありました。
草木塔: 置賜地方特有の文化遺産であり、自然への感謝と草花への供養の気持ちが込められていて、自然保護の原点に通じる貴重な石像文化財となっています。今回の観測では小屋・羽黒神社・山之神神社の3箇所の草木塔を見学しました。
広河原間欠泉近くの大カツラ
羽黒神社の草木塔
羽黒神社の草木塔
>山之神神社近くのトチノキの太さを計測
広河原間欠泉近くの大カツラ  
   
山之神神社でも草木塔と杉を見学
山之神神社でも草木塔と杉を見学   山之神神社近くのトチノキの太さを計測

巨木は他にも、山之神神社近くのトチノキ(太さ6.4m)や、広河原間欠泉近くのカツラ(太さ8.4m)などがあり、参加者からは「こんな太い巨木があり驚きました」などの声が聞こえました。

さて、次回の自然観察会は、3月ごろに雪の積もった源流の森を「かんじき」を履いて歩きます。こちらも多くの皆さんの御参加をお待ちしています!

白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)