融雪によるゲート放流は終了しました!!

4月9日(金)から開始しましたダムゲートからの放流ですが、5月13日(木)18時をもって終了しました。雪解け水によりダムへの流入量が増えていたことで放流を実施していましたが、通常の水量に戻ったため、オリフィスゲートからの放流を終了しました。なお、今回の放流終了はダムから直接行っている放流を終了するもので、発電による放流は今後も続きます。

[融雪放流中(4/9~5/13)の状況]

月別最大積雪深(高峰)

今年の放流期間の延べ日数は32日で、昨年より14日長く、平年(3ヵ年)よりも4日長い放流となりました。今年は4月9日からゲート放流を開始し、降雨の影響もあり13日には放流期間中最大の流入量(102m³ / s)を記録しました。ただ、その後は気温が上がらず、特に17日にはダムサイトで22cmの積雪があるなど流入量が低下したため、一旦ゲート放流を終了しました。その後、流入量が増加したため、21日から再びゲート放流を行いました。ゴールデンウィーク期間中は気温も高く雪解けがさらに進み流入量も増加しました。ゴールデンウィーク以降は雪解けも徐々に収まり流入量が低下し、5月13日にゲート放流を終了しました。


  • ○放流期間中最大流入量 : 102m³ / s (4月13日)
  • ○放流期間中最大放流量 :  98m³ / s (4月13日)
  • ○気温(ダムサイト) : 最高 29.1℃ (5月6日)
  • ○積雪(ダムサイト) : 最大積雪深 185cm (1月17日)
  •           ※4月12日に積雪「0」
【ゲートからの放流状況(H22.5.5撮影)】
    【ゲートからの放流状況(H22.5.5撮影)】
     
【白川湖の状況(H22.5.17撮影)】 【新緑の白川湖と残雪の飯豊山(H22.5.16撮影)】
【白川湖の状況(H22.5.17撮影)】   【新緑の白川湖と残雪の飯豊山(H22.5.16撮影)】

今後は発電放流やかんがいのための放流を実施し、大雨が降った時や洪水期(6月16日~10月10日)の貯水位を下げる時など、調整が必要となった時に再度ゲート放流を行います。

年間貯水位曲線

年間貯水位曲線
  • ① 雪解け水により水位が上昇
  • ② 常時満水位を超えないように融雪放流を行い、水位維持

参考情報

最新ダム情報について

ダムのLIVE情報は、下記サイトで確認できますのでご利用下さい。

① インターネット(最上川ダム統合管理事務所HP) QRコード:http://www.i.river.go.jp/
http://www.thr.mlit.go.jp/mogami/
 
② 携帯電話
http://www.i.river.go.jp/