白川ダムビジョン「冬の自然観察会」を開催しました!

3月7日(日)、白川ダムビジョン推進会議主催による「冬の自然観察会」が開催されました。 約30名の参加者はホテル「フォレストいいで」をスタートし、春を待って膨らむ木の芽や、雪上に点々と残された動物の足跡を観察しながら、慣れないかんじきを履いてトレッキングへ出発しました。

春の芽 ふきのとう 慣れない「かんじき」は履くだけでも大変
春の芽 ふきのとう   慣れない「かんじき」は履くだけでも大変
     
トレッキングに出発 何の動物の足跡?
トレッキングに出発   何の動物の足跡?

今回トレッキングを行った「日通の森」には、メープルシロップの原料、メープルサップ(「サップ」とは樹液という意味)が採取できるイタヤカエデの木が群生しています。メープルサップの収穫体験は当日あまり気温が高くなかったせいもあり、残念ながら少量のサップしか採取できませんでした。採取したてのサップを舐めた参加者からは「思ったより甘くない」という声が多く聞こえました。この樹液を火にかけ煮詰めると、メープルシロップになります。たいへん長い時間がかかるそうですが、段々とトロみが出てきて、甘さが増してくるそうです。

メープルサップ採取体験(木に穴をあけます) 樹液を舐めてみます
メープルサップ採取体験(木に穴をあけます)   樹液を舐めてみます

トレッキングも終盤にさしかかったころ、そこに待っていたのは雪が積もってできた天然の大きなすべり台でした。皆さん歓声を上げながら一気に滑り降りていきます。歩き疲れていた子供達も急に元気になり、一度滑った急斜面を登り、何度もすべり台を滑っていきました。

天然のすべり台 滑る子供と登る子供 トレッキング中、カモシカを発見! 珍しいそうです
天然のすべり台 滑る子供と登る子供   トレッキング中、カモシカを発見! 珍しいそうです

今回、自然観察会を行った「日通の森」では、自然の新たな魅力をいくつも発見することができました。白川ダムビジョン推進会議では、今後も春・夏・秋・冬の年4回、白川湖畔の自然観察会を開催していきますので、ぜひ参加してみてください。季節ごとに違った顔を見せる表情ゆたかな白川の自然を、皆さんに紹介します。

白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)