2008年 春の白川ダム自然観察会を開催しました!
~白川ダム湖畔マラソンや源流の森オープニングイベントの同日に開催~
5月11日(日)、白川ダムビジョン推進会議の今年度第一回目の活動である「春の自然観察会」が、源流の森にて午後13:00より開催されました。
当日は、白川ダム湖畔マラソンや源流の森オープニングイベントなどもあり、町内外から大変多くの人が白川湖畔を訪れていました。事前に自然観察会参加の申し込みがあった16名に加え、源流の森のイベントに訪れていた6名の方々の飛び入り参加もあり、総勢22名の参加者が集まりました。出発前は少し肌寒いぐらいの天気でしたが、出発するころには空も晴れ、だんだんと暖かくなってきて、春らしい陽気の中で自然観察に出発することができました。
参加者の皆さんには、昨年度に白川ダムビジョン推進会議で作成した動植物の図鑑『白川湖畔自然観察ノート』や、白黒のイラスト部分に色を塗ったりメモを書き加えてもらったりしながら、自分だけの図鑑を作ってもらうための色鉛筆セットを配布して、これを活用しながら自然観察を行いました。
この時期の源流の森では、ミズバショウやカタクリ、オクチョウジザクラなどの様々な植物が、暖かくなってきた春の白川湖畔を彩っています。それらの植物を観察しながらゆっくりと歩き、時にはユキツバキの葉で笛を作ったり、笹船をつくったりという昔懐かしい遊びに興じていました。その後バスに乗って移動し、樹齢1,200年とも言われている「経塚の桜」を見学したり、新緑のブナ林でブナの生態について学んだりと、たいへん内容の充実した観察会になりました。
今年度の白川ダムビジョン推進会議のテーマは“つながり”です。今回の観察会では、イベントを同日開催した源流の森や、町内外からお越しいただいた参加者の方々との、様々な“つながり”を感じることができました。これからも、白川ダム水源地域で活動する多くの団体や、住民の方々との“つながり”を大事にしながら、活動していきたいと思います。
水を汲み上げ火災現場に急行 | 配布した自然観察セット | |
水辺生物の説明 | 白いきれいな花を咲かせるミズバショウ | |
オタマジャクシに夢中 | カタクリの花 | |
ユキツバキの葉で笛づくり | 子供たちと一緒に笹舟づくり | |
あの花は何でしょう?自然観察ノートで調べています。 | キクザキイチリンソウ | |
白川湖の絶景ポイント | 白川湖の絶景 | |
オクチョウジザクラ | 白川湖畔の名所「経塚の桜」 | |
ブナ林のなかを探索 | みんなで記念撮影 |
白川ダムビジョン推進会議では、白川ダム水源地域の活性化に向けた取組を実現していくための活動を進めていきます。地域の皆様のご協力ご参加をお願いします。
白川ダムビジョン推進会議事務局:飯豊町総務企画課(0238-72-2111)