小学生が【寒河江ダム一日管理所長】を体験!
令和5年9月11日(月) 一日管理所長 西川町立西川小学校4年 23名 引率 2名
9月11日(月)、【寒河江ダム一日管理所長】が開催されました。
【寒河江ダム一日管理所長】は、地元の西川町立西川小学校4年生をダム管理所長に任命し、寒河江ダムの施設や貯水池の巡視·点検などの体験を通して、ダムの役割や水の大切さなどを学習してもらう目的で実施しています。
開会式
事務所に到着後、開会式が行われ、鴫原事務所長から児童の代表者に任命書が手渡されました。
鴫原事務所長挨拶 | 管理所長任命式 |
行程の説明を受けたら、2班に分かれて「一日管理所長」の業務スタートです。
本日の業務は、以下の4つです。
- 【寒河江ダム一日管理所長の業務】
- ①湖面巡視点検
- ②ゲート放流前点検
- ③下流巡視点検
- ④総合気象観測装置による観測
①湖面巡視点検
ライフジャケットを着用し、巡視船「あさひ」号と作業船「がっさん」号に乗って出発です。
湖面巡視はダム湖に油が浮いていないか、放流ゲート周りに異常はないか、ダム湖周辺の土が崩れていないかをチェックして記録します。
みんなが一番楽しみにしていた湖面巡視、巡視船から庁舎に向かって「ヤッホー!」という楽しい声が晴天に響いていました。
巡視船「あさひ」号に乗って堤体へ | 作業船「がっさん」号 目の前で噴水が上がりました |
②ゲート放流前点検
ヘルメットを着用して放流設備洪水吐へ向かいます。
ダムから水を放流するオリフィスゲートの機械設備に異常がないか、オリフィスゲートから水が漏れていないかを点検して点検終了の報告をします。
洪水吐からの高さや、ゲート室の高さに足がすくむ子もいましたが、改めて感想を聞くと「全然こわくなかった!」と笑顔で答えてくれました。
③下流巡視確認 / ④総合気象観測装置による観測
下流巡視確認では、操作室のCCTV設備の監視カメラから本道寺月岡橋周辺確認、巡視をしている職員から放流警報板の文字が表示しているか、川の中に人がいないか点検をしてもらい安全確認の報告を受けます。
操作室にある総合気象観測装置から、観測データ(気温、湿度、雨量、気圧、風速)を読み取り点検表に記録し、ダムの状況を確認します。
事務所長室も訪問し、洪水吐と貯水池が見渡せる所長室から双眼鏡で貯水池の点検をしました。
普段、事務所長が座る椅子に腰を掛けた生徒たちは、ご満悦の表情でした。
閉会式
すべての点検が終わり、閉会式です。代表児童から「事務所長室とゲート室が特に印象に残った。事務所長室では望遠鏡を使ってダムを見た。 ゲート室では階段が長くてびっくりした」と感想をいただきました。 体験を通して、ダムの役割や水の大切さ、そしてそれを管理する仕事があることを知っていただけたら嬉しいです。
代表児童から一日を振り返っての感想発表 |
大河原副所長のお話 | 児童代表の挨拶 |
西川小学校4年生のみなさん、暑い中【寒河江ダム一日管理所長】のお仕事、お疲れさまでした!
事務所玄関前で記念撮影