プチ・トピックス
2017.09.21更新
貯水池巡視に同行しました
ながい百秋湖展望所の下は艇庫となっていて、船が2隻入っています。 長井ダムでは、週に一度その船に乗って、貯水池の巡視を行っています。 貯水池や、その周りの土地や環境に異常がないかを監視して、適切な状態を保っているのです。
9月21日、初秋の長井ダムの貯水池巡視に同行しました!!
湖面から見上げる竜神大橋
艇庫から出発した作業船【ながい】はゆっくり上流へと進み、網場に設置されているゲートを通過していきます。 湖面を横断する『竜神大橋』の下には、長井ダムの完成時に55年の歴史に幕を閉じた、管野ダムが眠っています。
貯水池法面の状況を確認しながら折草沢を過ぎると、野川第二発電所が見えてきます。 その奥には、合地沢橋。 普段は地上から見る橋を下から見上げるというのは、また別の大きな構造物として、高さや大きさを感じることができました。
野川第二発電所 | 湖面から見上げる合地沢橋 |
更に奥に進んでいくと見えてくるのは!! 卯の花姫伝承を秘める、深山幽谷の神秘的な渓谷です。 野川本流と布谷沢が合流するここは、古くから里人たちの厚い信仰を集め、多くの神秘と伝説を伝える長井の聖地となっています。
三 淵 渓 谷
涼風一過、野も山もめっきり秋めいてまいりました。 ながい百秋湖を囲む山が、ほんのり色付いてるのを目にしました。
長井ダム堤体に近づいていくと、コンクリートダムの壮大さに圧倒させられました。 遠くから見ると縦長に見える常用洪水吐が、とても大きな正方形 (2.75m×2.75m) であることが確認できました。
湖面から見た長井ダム堤体 | 湖面から見た常用洪水吐の眺め(°0°) |
量水標!本日の水位は364.9m | 正面にはダム堤体、右には艇庫が見えます |